インプラント治療は保険がきく?きかない?

インプラント治療の基礎知識

先進医療から自由診療へ

歯を失ってしまったら、治療法は、入れ歯・ブリッジ・インプラント治療しかありません。
入れ歯は、保険を適応することができますので費用も安く手軽に作ることができますが、毎回はずして洗わなければならないので煩わしく、歯茎に置くだけなので異物感を感じてしまいます。
部分入れ歯の場合は隣の歯に金具をかけるため負担がかかってしまいますし、本数が多くなると違和感を感じてしまいます。
ブリッジも、保険を適応することができますが、隣の歯を削り、抜けた歯を支えますので負担がかかってしまいますし、清掃しにくく虫歯になりやすくなります。
インプラント治療は、隣の歯を守ることができます。
顎骨に人口の歯を埋め込み固定しているので安定感があり、自分の歯を同じようにしっかりと噛むことができます。
味覚や熱を感じることもできますので、美味しく食事を楽しむことができます。
歯を失っても金具が見えませんので、見た目も変わりません。
歯を失う前と同じ機能を取り戻すことできますので、現在では、大半の方がインプラント治療を選択されています。
しかし、一般的にインプラント治療は保険が適用されない治療です。
先天性や事故などで一部の条件で保険は適用されますが、虫歯や歯周病が原因で歯を失ってしまうと保険は適用されません。
全額自己負担となってしまいますので高額となり、1本あたりの相場は、40~50万円といわれていますので、全ての歯を治療するとかなりの高額になってしまいます。

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歯を失ったときの治療法

インプラント治療は以前は先進医療をして認められていました。 しかし現在は、国の定めた一定の条件を満たす場合には、保険が適用されるようになりました。 そのため、先進医療ではなく自由診療となり、生命保険会社などの先進医療給付金の支払い対象にはなりません。

治療期間を比較

ブリッジや入れ歯は、保険が適用されますので、約1~2万円で治療することができます。 治療期間もブリッジで約2週間、入れ歯で1ヶ月程度です。 インプラント治療は治療の工程も多く、顎骨とインプラントを結合させるために治療期間は4~5ヶ月かかります。

保険診療と自由診療の違い

保険診療では、使用する材料が決められています。 保険診療の入れ歯の場合には、型取りや噛み合わせに時間をかけることができませんし床や人工歯はプラスチックしか使えないので数年後には作り変える必要があります。 自由診療の場合には、精密な型取りを行い床にシリコンや金属、人口歯にはセラミックを使うことができます。